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足の裏のほくろは危ないとよく言われますが本当でしょうか?これは非常にたちの悪い皮膚がんである悪性黒色腫(メラノーマ)が足の裏にできやすいことと関係があります。実際にほくろが悪性のメラノーマになることはありませんが、メラノーマの始まりはほくろとよく似ていますので注意が必要です。

メラノーマのはじまりは普通のほくろとは異なり、①中年以降に出てくる、②形がいびつである、③色に濃淡がある、④直径が7㎜以上ある、という特徴があります。特に④の大きさは重要なポイントです。

最近ではダーモスコピーという拡大鏡による診断がほくろとメラノーマの区別に威力を発揮しています。これで拡大してみると、両者はほぼ区別が出来ます。足の裏のほくろに気づいてもダーモスコピーで一度きちんと診断を受けておけば、慌てて切除する必要はまったくありません。

ほくろ

メラノーマ